おすすめのVPNを徹底比較│目的別にVPNをご紹介 2023年
- 日本でおすすめのVPNサービス— 完全分析【 2023更新】
- ExpressVPN:速度、安全性、信頼性が最高のVPN
- CyberGhost:専用サーバーで快適にゲームやストリーミング、トレントが可能
- Private Internet Access:セキュリティ設定を柔軟にカスタマイズでき、スピードと安全を両立
- NordVPN:短距離・長距離接続で通信を高速化するNordLynxプロトコル
- Surfshark:手頃な価格でデータを保護する、安全性の高いVPN
- 【比較表】日本でおすすめのVPNサービス
- VPNの必要性
- あなたにピッタリのVPNの選び方
- 【検証方法】VPNの評価・比較の仕方
- おすすめのVPNサービスについてよくある質問
ExpressVPN:現在最速のVPN。安全性が高く、使いやすいサービスです。ストリーミングにぴったりで、格安でゲットできます。こちらの特別割引を使えば、49%オフで加入できます。
総合的に優秀なVPNを見極めるのは大変です。ストリーミングに適していても、セキュリティが弱かったり、安全性が高くても、通信が遅すぎて快適にブラウジングできなかったり。信用できないVPNも多く、そのようなサービスを使うとオンラインアクティビティを追跡されたり、通信がきちんと暗号化されなかったりします。
そこで、数か月にわたってサイバーセキュリティの専門家が300社以上のVPNサービスを検証し、日本でおすすめのVPNサービスを厳選しました。
ここで紹介するVPNを使えば、コンテンツの地域制限を回避し、速度低下なしで通信を保護し、オンラインアクティビティのプライバシーを守れます。ネット検閲が厳しい国で使えるほどパワフルなVPNもあります。
日本では、ExpressVPNが一番おすすめです。セキュリティ機能は業界トップクラスで、圧倒的に高速なので、ストリーミングやトレント、ゲームに適しています。プライバシー保護に真剣に取り組んでいる点でも他社と差をつけています。
ExpressVPNは30日間返金保証がありますから、リスクなしで体験できます。満足できなければ、簡単に全額を返金してもらえます。
【早見表】2023に日本でおすすめのVPNサービス
- ExpressVPN:安全で、安定して高速。ブラウジングや動画の視聴、トレントなど、あらゆる場面で頼れる存在です。
- CyberGhost:世界各国に多数のサーバーがあり、地域制限を簡単に回避でき、自由なインターネットを楽しめます。
- Private Internet Access:セキュリティ機能とプライバシー機能の設定オプションが多いVPNです。
- NordVPN:超高速通信を実現するNordLynxプロトコルなど、ユニークなセキュリティ機能がありますが、デスクトップアプリは使い勝手が悪いと思います。
- Surfshark:格安で、一流のセキュリティ機能がデータを保護。ただし、本拠地は9・14アイズ同盟の加盟国にあります。
日本でおすすめのVPNサービス— 完全分析【 2023更新】
世界40か国に住む調査スタッフが数か月にわたって検証を重ね、スピード、セキュリティ、信頼性などの観点でVPNを評価しました。ブラウジングやファイルのダウンロード、ストリーミング、トレントなどを実際に行ったうえで各社VPNのデータを集計し、結果をまとめました。
1. ExpressVPN:速度、安全性、信頼性が最高のVPN
2023年10月に有効 リスクなしで30日間体験
- 独自プロトコル「Lightway」により、検証したなかで最速のVPNサービス
- 日本を含む105か国に3,000台以上のサーバー。多数の地域限定コンテンツにアクセス可能
- 同時に8台まで接続可能
- 30日間返金保証
- アクセス可能な動画配信サービス: Netflix(アメリカ版、日本版など多数のライブラリ)、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、HBO Max、BBC iPlayer、Vudu、DAZN Japan、TVer、Abema TV、GYAO!、ほか多数
- アプリとブラウザ拡張機能は日本語に対応
- チャット・メールサポートは日本語に対応。自動翻訳により、日本語で担当者とやり取りできます。
期間限定でExpressVPNのプランが最大49%オフ!お見逃しなく!
通信が圧倒的に速く、安全性も高いExpressVPNは、検証したVPNのなかで最高の多目的VPNに輝きました。その大きな理由は、独自プロトコル「Lightway」です。ほかのプロトコルより高速で、リソース使用も少ないのです。
アプリの設定画面でLightwayに切り替えこともできますが、ネットワークに最適なプロトコルを自動的に選ぶよう設定することも可能です。Lightwayのほかにも、OpenVPN、IKEv2、L2TP/IPSecが使えます。
Lightwayで5台の近距離サーバーを検証しました。接続前のベース値は53.34Mb/秒で、ExpressVPNに接続中の平均速度は48.95Mb/秒でした。つまり、速度は8%しか低下せず、他社よりかなり優秀であることが分かりました。
ロンドンのサーバーは驚異的なスピードでした。現在地から数千キロも離れていたにもかかわらず、45Mb/秒以上だったのです。
すべてのデバイスで動画を見られる
ExpressVPNは105か国に3,000台以上のサーバーがあり、世界中のコンテンツを楽しめます。サーバー数が多いため、サーバーの混雑による速度低下も避けられます。
検証では、アメリカ、イギリス、日本、オーストラリアなど10か国のNetflixライブラリにアクセスできました。ほかにも、地域制限がとても厳しいことで有名なDisney+などの動画配信サービスも見られました。
より多くのデバイスでストリーミングできるよう、ExpressVPNはMediaStreamer(メディア・ストリーマー)というスマートDNS機能を提供しています。この機能を使えば、ゲーム機やスマートテレビなど、VPN非対応機器でも動画サイトにアクセスできます。通信は暗号化されませんから、セキュリティ対策にはなりませんが、設定はとても簡単です。PlayStationに5分以内に導入し、アメリカ版Netflix、Disney+、Hulu、BBC iPlayerにアクセスできるようになりました。
使いやすく、機能が満載
ExpressVPNのアプリは簡単にインストールでき、使いやすい設計です。1分以内にWindows PCに設定できました。あとは接続ボタンをクリックするだけ。VPNがすぐにオンになります。ブラウザ拡張機能はすっきりしたシンプルなデザインです。VPNのブラウザ拡張機能は単なるプロキシであることが多いのですが、ExpressVPNの場合は完全版VPNです。
ExpressVPNのスプリットトンネル機能を使うと、どのアプリの通信をVPNに転送するか選べます。実験として、Netflixの通信は普段のネットワークを使い、BitTorrentの通信をVPNに経由させることにしました。設定はほんの数分で完了し、日本版Netflixで配信されている映画を見ながら、ダウンロード速度を改善できました。
トレントについて、ExpressVPNのネットワーク全体がP2P共有に対応しています。ヒューストンのサーバーに接続し、790MBの映画を約3分でダウンロードできました。他社の場合、一部のサーバーでしかトレントが許可されていないことがありますが、ExpressVPNは全サーバーでトレントをダウンロードできるため、空いているサーバーに接続して高速でファイルを共有できます。
ExpressVPNのデメリットを1つ挙げるとしたら、同時接続台数でしょう。1つのサブスクリプションで同時に8台のデバイスを接続できますが、10台または無制限のデバイスを接続できるVPNサービスもあるのです。しかし、ほとんどの場合、8台で十分でしょう。友人や家族とアカウントを共有しても、それぞれ2~3台のデバイスをVPNに接続できます。
一流のセキュリティ対策・プライバシー保護
業界トップクラスのセキュリティ機能により、ExpressVPNはネットの脅威からデバイスを守ってくれます。DNS、IPアドレス、WebRTCの漏洩防止機能があるのです。オンラインツールを使って個人情報が流出していないか確認したところ、通信はVPNに転送されており、位置情報は公開されていませんでした。
VPNサーバーとの接続が途切れた場合、自動キルスイッチ(Network Lock)がデータ漏洩を防ぎます。VPNに再接続されるまで、ネット通信が遮断されるのです。
ExpressVPNはAES 256ビット暗号化とともに、SHA512ハッシングと4096ビットRSA鍵を採用しています。この組み合わせにより、高度なハッカーでさえもユーザーデータに不正アクセスするのは非常に困難となります。
パーフェクトフォワードシークレシー(前方秘匿性)とダイナミック暗号鍵でセキュリティが強化されています。万一暗号鍵が部外者に知られたとしても、過去・未来の通信は盗聴されません。個人情報がしっかり保護されるわけです。
ExpressVPNはTrustedServer技術を用いて、究極のプライバシー保護を実現しています。サーバーはRAMのみで実行されているので、再起動されるたびにすべてのデータが消去されるのです。ほとんどの場合、VPNはハードドライブにユーザーデータを保存しているため、手作業でデータを削除しなければなりません。また、一般的なサーバーはセキュリティソフトをアップデートするのに手間がかかります。ExpressVPNの場合、TrustedServer技術で各サーバーが自動的にアップデートされます。セキュリティリスクを大幅に抑えられるわけです。
さらに、ExpressVPNはプライバシー保護に適した英国領ヴァージン諸島に本拠を置いています。アイズ同盟などの国際的な監視ネットワークの管轄外なので、ユーザーデータを保持・共有する法的義務はありません。
また、ExpressVPNは率先してサイバーセキュリティ法人の独立監査を受けています。最近の監査では、ExpressVPNのLightwayプロトコル、アプリ、ブラウザ拡張機能の安全性が証明されました。ExpressVPNは厳格なノーログポリシーを守っており、2022年に監査法人KPMGが行った監査でポリシーを遵守していることが確認されました。
検閲の厳しい地域でも使えるか、アジアの調査スタッフが検証したところ、ExpressVPNは中国でも確実に使えることが分かりました。中国で使えるVPNはごく少数なので、素晴らしいですね。なお、当サイトは違法行為を容認しません。VPNの使用が規制されている国では、現地の法律をきちんと確認してください。
大幅割引と安心の返金保証
ExpressVPNの唯一のデメリットは、他社より割高であること。一番安いのは$6.67/月の1年プランです。月払いプランと6か月プランでも同じ機能が使えますが、月額料金が高くなってしまいます。ですが、ExpressVPNは頻繁に割引キャンペーンを行っていて、契約が無料で数か月延長されることもあります。1年プランに加入したところ、無料で3か月延長されました。
ExpressVPNは30日返金保証がありますから、リスクなしで体験できます。満足できなければ、簡単に返金してもらえます。27日間にわたる検証後、24時間年中無休のライブチャットでカスタマーサポートに払い戻しをお願いしました。手続きは簡単で、利用体験について質問に答えるだけで返金が承認されました。2日後に全額が振り込まれていました。
2. CyberGhost:専用サーバーで快適にゲームやストリーミング、トレントが可能
- 多数の特殊サーバーがあり、どんなアクティビティでもプライバシーを保護
- 100か国に9,561台以上のサーバー。東京にもサーバーがあり、世界中のコンテンツに簡単にアクセス可能
- 同時に7台まで接続可能
- 長期プランは45日間返金保証付き
- アクセス可能な動画配信サービス: Netflix(アメリカ版、イギリス版、日本版など)、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、HBO Max、BBC iPlayer、Vudu、DAZN Japan、ほか多数
- macOS、iOS、Androidアプリは日本語に対応
CyberGhostは業界トップクラスの多目的VPNサービスで、最適化されたサーバーは、動画配信サービスにアクセスするのに役立ちます。サーバーごとに利用可能な動画サイトが明記されているのが便利です。アプリの左側にある「For Streaming」パネルから接続できます。
CyberGhostのアメリカ版Netflix用サーバーを検証したところ、アクセス制限に引っかからずにNetflixにアクセスできました。ドラマシリーズ「オザークへようこそ」を3話見たのですが、バッファしませんでした。調査スタッフによると、Disney+、BBC iPlayer、Amazonプライムビデオなど、ほかの動画サイト向けに最適化されているサーバーもうまく行ったそうです。
CyberGhostはゲームとトレント向けの専用サーバーもあります。ゲーム専用サーバーは、低Pingで速度が安定するように最適化されています。一方、P2P専用サーバーは、オンラインセキュリティを守りつつ、大量のデータを転送し、高速でダウンロードできるように設計されています。
トレント用サーバー画面には、サーバーとの距離が表示されますから、近距離サーバーが一目で分かります。実際に、直近のパナマのサーバーを使ったところ、600MBのファイルを約2分でダウンロードできました。
少額の月額料金が発生しますが、CyberGhostなら専用IPアドレスも取得できます。あなただけが利用できるIPアドレスなので、回線混雑を避けることができ、VPN通信であるとサイトに検出されにくくなります。なお、取得できるのはアメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランスのIPアドレスです。
業界トップのプライバシー保護とセキュリティ対策
CyberGhostなら、データのプライバシー保護は万全です。まず、本社はルーマニアにあり(5、9、14アイズ同盟に非加盟)、ユーザーデータの収集は法的に義務付けられていません。
さらに、自社所有のプライベートNoSpyサーバーもあります。このサーバーはルーマニアにあり、CyberGhostの職員だけが管理を行っています。NoSpyサーバーを使えば、データが公開・盗聴されるリスクをさらに軽減できます。
また、厳格なノーログポリシーを守っているので、個人情報を保持されることは絶対にありません。世界的に有名な監査法人、Deloitte社の監査で、CyberGhostは本当にノーログVPNであることが結論付けられました。CyberGhost VPNは、ユーザーが閲覧したサイト、接続したサーバー、アクティビティの日付または継続期間、IPアドレス、DNSリクエスト、ダウンロードを追跡・記録しないことが確認されたのです。
強力なセキュリティ機能も複数あり、ハッカーなどの脅威から身を守れます。例えば、AES 256ビット暗号化、パーフェクトフォワードシークレシー、DNS・IPアドレスの漏洩防止機能、キルスイッチなどが挙げられます。
キルスイッチが正常に動作するか確かめるために、YouTubeを再生中にサーバーを切り替えてみました。VPNとの接続が妨げられるとすぐにネットワークとの接続が切断され、「VPNに再接続されるまで通信を一時停止しました」という通知が表示されました。データ漏洩を防げたわけです。
CyberGhostは、OpenVPNやWireGuardなど、業界最高のセキュリティプロトコルに対応しています。OpenVPNは一番人気のプロトコルで、安全性とスピードを両立できるため、ほとんどの場面に適しています。とは言え、最近はOpenVPNより高速で、よりモダンな暗号化のWireGuardも優勢です。個人的にはWireGuardの方が好みなので、CyberGhostがWireGuardプロトコルに対応しているのは良いと思いました。
アプリは使いやすく、高速
CyberGhostは、主なOS向けに使いやすいアプリを提供しています。アプリごとに設定を調整できますから、ニーズに合ったセキュリティ対策を実現できます。例えば、コンテンツブロッカーで悪質な広告やトラッカーがデバイスの安全を脅かすのを防げます。
Smart Rules(スマートルール)も役立ちました。VPNアプリがいつ、どのように通信を守るか設定できます。実際に、保護されていないネットワークに接続する際にVPNが自動的にオンになるよう設定しました。スマートルールで例外も設定できますから、スプリットトンネルと同じように活用できます。
CyberGhostはとても高速なので、快適にストリーミングやゲーム、トレントを行えます。比較的近いサーバーを3台試したところ(マイアミ、アトランタ、シカゴ)、平均速度は45Mbpsでした。また、ニューヨークのゲーム専用サーバーでCall of Duty: Warzoneをプレイしたところ、Pingは安定して41msでした。1時間ほどゲームをしたのですが、ラグはほとんど発生しませんでした。
次に、3か所の遠距離サーバーを検証しました(日本、ドイツ、オーストラリア)。日本とドイツのサーバーは39Mb/秒以上でしたが、オーストラリアは18Mb/秒を下回ってしまいました。幸い、CyberGhostはオーストラリアに150台以上のサーバーがありますから、サーバーを切り替えることで速度を改善できました。
デメリットについて、CyberGhostは中国やアラブ首長国連邦など、ネット検閲が厳しい国で使えないこともあります。とは言え、これらの国に旅行する予定がなければ、問題ないはずです。
プランが安く、保証期間がとても長い
サブスクリプションは格安です。CyberGhostの一番長いプランをわずか$2.11/月でゲットできます。1か月プランもありますが、月額料金はやや高めで、返金保証は14日間だけです。一番長いプランが一番お買い得でしょう。
長期プランは45日間返金保証付きなので、じっくり試すことができ、実際に返金手続きを行ったところ、約束通り返金してくれました。24時間年中無休のライブチャットでサポートに問い合わせ、返金をリクエストしたのです。サポート担当者は親切で、利用体験についていくつか質問に答えるだけでした。しばらくすると返金が承認され、4日後に口座に振り込まれていました。
3. Private Internet Access:セキュリティ設定を柔軟にカスタマイズでき、スピードと安全を両立
- 設定を柔軟に変更し、アクティビティに最適な速度と安全を実現
- 日本を含む91か国に29,650台以上のサーバーがあり、世界中の地域制限を回避
- 同時に無制限台まで接続可能
- 30日間返金保証
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、HBO Max、BBC iPlayer、Vuduなど
- アプリとブラウザ拡張機能は日本語に対応
Private Internet Access(PIA)は低コストで安全性が高い、人気上昇中のVPNです。
セキュリティ機能の設定を変えられる
PIAなら、要件に合わせて接続を柔軟にコントロールできます。例えば、もっとも広く使われている2つのVPNプロトコル(OpenVPNとWireGuard)から選べます。ストリーミングに適した通信速度にするため、WireGuardに切り替えたところ、OpenVPNより9%も速くなりました。
銀行口座にアクセスする際はセキュリティを優先したいので、より安全なOpenVPNプロトコルを選びました。OpenVPNの接続では、暗号化水準も選べます(128ビットまたは256ビット)。最高水準の暗号化で機密データを守りたい場合、暗号化レベルは256ビットにしましょう。
安全をさらに強化したい場合、マルチホップを有効にして、通信をVPNサーバーだけでなく、SOCKS5プロキシも経由させることもできます。PIAを使うと、複数のセキュリティ対策を適用でき、必要なくなったら簡単に無効にできました。
PIAには「MACE」というマルウェアブロッカーが内蔵されており、アドウェアやウイルスから身を守れます。広告の多いトレントサイトや怪しげなサイトにアクセスしてMACEの性能を検証したところ、とても効果的でした。
PIAの本社はアメリカにあります。プライバシーの観点では理想的とは言えませんが、CyberGhostと同様、厳しいプライバシー監査を受けています。Deloitte社の報告では、PIAはプライバシーポリシーを守っており、本当にノーログVPNであるそうです。さらに、PIAはユーザーデータの開示請求を何度も受けていますが、ログを保持していないので開示できる情報は一切ありません。
ストリーミングとファイルのダウンロードに適した高速通信
トレントサイトで広告ブロッカーを検証中、トレントに役立つかも調べました。PIAは全サーバーでP2P共有を許可しており、マルチホップ機能を使ってSOCKS5プロキシを設定できるため、トレントをダウンロード中に安全を強化できます。また、ポートフォワーディング機能でより多くのピアに接続できますから、トレントのダウンロード速度とアップロード速度の改善が期待できます。
約30,000台の自社サーバーで最新技術を採用していると宣伝されていますから、高速のはずですね。スピードテストの結果、Private Internet Accessは期待を裏切らない高速VPNであることが分かりました。
PIAは高速でダウンロードできるだけでなく、HD画質でストリーミングしてもバッファやラグはほとんど発生しませんでした。地域制限を回避する技術により、アメリカ版とイギリス版Netflix、Disney+、Hulu、Amazonプライムビデオなど複数の動画配信サービスにアクセスできました。
PIAは1つの契約で何台でもデバイスを接続でき、すべての主要なプラットフォームに対応しています。PIAのChrome拡張機能には、ブラウジング履歴の追跡を防ぐCookieブロッカー機能が搭載されています。スプリットトンネリング機能もありますが、この機能を使えるのはデスクトップとAndroidだけで、iOSでは使えません。
手厚いサポート体制、資料も充実
PIAのアプリはとても使いやすいですが、助けが必要なときはライブチャットでカスタマーサポートに問い合わせられます。何度か質問したところ、サポート担当者は迅速に詳しく回答してくれました。自分で解決したい場合、よくある質問、チュートリアル、設定ガイドが満載です。
まとめると、プライバシーを重視するならPrivate Internet Accessがおすすめです。長期プランにわずか$2.11/月で加入できます。また、PIAは同時接続数が無制限なので、1つの契約でご家庭のすべてのデバイスを守れます。返金保証を活用すれば、PIAをリスクなしで30日間体験できます。
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4. NordVPN:短距離・長距離接続で通信を高速化するNordLynxプロトコル
- 独自プロトコル「NordLynx」が強力なセキュリティ対策と高速通信を実現
- 日本を含む60か国に5,880台のサーバー。どこでも世界中のコンテンツにアクセス可能
- 同時に6台を接続可能
- 30日間返金保証
- アクセスできる動画配信サービス:Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、HBO Max、BBC iPlayer、Vudu、ほか多数
- 日本語に対応
- メールサポートは日本語
NordVPN独自のNordLynx(ノードリンクス)は驚くほど高速なプロトコルで、優れたセキュリティ対策を実現します。超高速なWireGuardプロトコルを基盤として構築されたもので、プライバシーに関する脆弱性が修正されています。ダブルNAT(ネットワークアドレス交換)システムにより、VPNサーバーに個人情報を保存せずに通信が保護されます。
NordLynxを試したところ、距離によらず世界各国のサーバーでとても高速でした。VPN接続前は52.46Mb/秒だったのですが、最初に試した長距離サーバーは平均で45.21Mb/秒でした(現在地から数千キロも離れた香港とオーストラリアのサーバー)。近距離サーバーも4台試したところ(1台はコスタリカ、3台はアメリカ)、平均で43.52Mb/秒のスピードが得られました。
ユニークな特長が満載
Meshnet(NordLynxを採用)を使うと、暗号化されたトンネルを経由してさまざまなデバイスにアクセスできます。旅行中に自宅のパソコンのフォルダにアクセスするなど、デバイス間で安全にファイルを共有できるわけです。
NordVPNには脅威対策(旧称CyberSec)という広告ブロッカーが内蔵されています。実力を試すため、広告の多いサイト(forbes.com)にアクセスしました。広告ブロッカーが無効だとウェブページは広告が多く、表示が遅かったのですが、有効にすると広告なしですぐに表示されました。
VPNに接続していなくても、脅威対策はデバイスがマルウェアに感染するのを防いでくれます。ダークウェブモニター(Dark Web Monitor)は、VPNアカウントと紐づけられているメールアドレスがダークウェブで見つかったときに通知してくれます。
その他のセキュリティ機能として、キルスイッチ(すべてのネット通信、あるいは特定のアプリの通信を遮断することが可能)、256ビット暗号化、DNS・IPアドレスの漏えい対策などが挙げられます。また、NordVPNは独自のDNSサーバーも提供しているので、オンラインアクティビティを追跡されません。マルチホップと難読化サーバーを使えばブラウジング中のセキュリティとプライバシーを強化できますが、NordVPNは中国で使えません。
NordVPNが厳格なノーログポリシーを守っていることは3回証明されています。最近では、大手サイバーセキュリティ法人Deloitteが2022年12月に行った監査で、NordVPNがノーログポリシーを100%遵守していることが分かりました。本拠地はデータ保持法のないパナマなので、VPNに接続すればアクティビティのプライバシー保護は万全です。
ストリーミングとトレントにピッタリのVPN
NordVPNはアクセス制限の解除力が高いため、ストリーミングに適したVPNであると言えます。NetflixやHBO Max、Huluなど、普段利用している動画配信サービスで試してみました。アクセスできない動画サイトは1つもなく、アメリカ版Netflix、BBC iPlayer、RTL+のブロックも解除できました。
全サーバーがトレントに対応しているわけではありませんが、日本を含む数か国にP2Pに最適化されたサーバーがありますから、高速かつ安全に、安定したダウンロードが可能です。スプリットトンネル機能やSOCKS5プロキシ接続を使うと、ダウンロード速度を改善できます。
使いやすく、カスタマーケアも丁寧
アプリはほんの数分でインストールでき、日本語に対応していますから、ナビゲーションしやすいと思いました。ただ、インターフェースが大きく、邪魔でした。とは言え、世界地図から手軽にサーバーに接続できるのは便利です。
$2.99/月の長期プランが一番お得です。短期プランもありますが、長期プランより割高です。
すべてのサブスクリプションが安心の30日間返金保証付きです。24時間年中無休のライブチャットで返金をお願いしました。加入から28日経っていましたが、返金はすぐに処理され、5日以内に銀行口座に振り込まれていました。
5. Surfshark:手頃な価格でデータを保護する、安全性の高いVPN
- 財布に優しいVPN。業界最先端のセキュリティ機能がネット上で安全を確保
- 日本を含む100か国に3,200台のサーバー。地域制限がかかったサイトにもすばやくアクセス可能
- 同時に無制限台を接続可能
- 30日間返金保証
- アクセスできる動画配信サービス:Netflix(アメリカ版など数か国のライブラリ)、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、HBO Max、BBC iPlayer、Vudu、ほか多数
- Windows、Android、iOSアプリ、ブラウザ拡張機能は日本語に対応
- メールサポートとライブチャットサポートは日本語OK。翻訳ツールを使って対応してくれます
Surfsharkは格安でありながらも、業界トップクラスのセキュリティ機能を備えた優秀なVPNです。例えば、AES 256ビット暗号化、キルスイッチ、パーフェクトフォワードシークレシー、DNS・IPアドレスの漏洩対策などがあります。8台のサーバーに対して漏洩テストを行ったところ、データ漏洩は一切検出されませんでした。
WireGuard、OpenVPN、IKEv2など、定評のあるセキュリティプロトコルから選べます。安全を強化したい場合、5~10分おきにIPアドレスを変更する「Rotating IP」をオンにすると良いでしょう。新たなIPアドレスに切り替わっても、通信は妨げられませんでした。CleanWebも価値ある追加機能でしょう。広告、トラッカー、マルウェア、フィッシングを防いでくれます。最近のアップデートで、Cookie使用同意ポップアップもブロックするようになりました。
NoBorders機能は、自由なインターネットにアクセスするために役立ちます。制限されたネットワークが検出されるとNoBordersが自動的に有効になり、制限を回避するのに最適なサーバーに接続できます。プライバシーを守りつつ、ブロックされたサイトとアプリに確実にアクセスできるようになるわけです。さらに、通信を難読化するカモフラージュモードを活用すると、制限に引っかかりにくくなります。
高速で確実にストリーミング
Surfsharkなら、確実にブロックを解除できます。旅行中、アメリカ版など各国のNetflixライブラリにアクセスできたほか、HBO MaxやAmazonプライムビデオも見られました。
「最速のロケーション」機能を使うと最速の通信が得られ、スムーズにストリーミングとゲームを楽しめました。「最も近い国」を選んだところ、コスタリカのサーバーに接続されました。速度は39.23Mb/秒で、コスタリカ版Netflixで『縞模様のパジャマの少年』を視聴でき、途中でバッファすることは一度もありませんでした。アメリカのサーバーも3台試した結果、スピードは常に35Mb/秒以上でした。一方、ニュージーランドとタイのサーバーは平均で16.32Mb/秒となり、かなり低速でした。
Surfsharkは揺るぎないセキュリティ機能があり、高速なので、トレントに役立つVPNであると言えます。P2Pサーバーに簡単に接続でき、1GBのファイルを6分でダウンロードできました。平均ダウンロード速度は23.7Mb/秒でした。
強力なプライバシー保護、しかし改善の余地も
このVPNの本拠地は14アイズ同盟の加盟国であるオランダです。少し心配ですが、NordVPNと同様、SurfsharkのサーバーはRAMのみで実行されているため、定期的にサーバー上のユーザーデータが消去されます。また、Surfsharkがノーログポリシーを守っていることは、2022年にDeloitte社が行った独立監査で実証されていますから、機密データのプライバシーが保護されると自信を持てます。
料金体系について、プランは$2.69/月~なので格安です。毎月数ドルの追加料金がかかりますが、Surfshark Oneにアップグレードすることもできます。Surfshark Oneには、セキュリティソフト、プライベートで広告のないブラウザ(Search)、個人情報の漏洩が検出された際に通知するAlertが含まれます。
Surfsharkは返金保証がありますから、30日間リスクなしで体験できます。実験として、24時間年中無休のライブチャットで返金をお願いしたところ、1週間以内にクレジットカードに返金されました。
6. IPVanish:同時接続数が無制限。すべてのデバイスを保護できる
- 無制限のデバイスを接続でき、家族全員で使える
- 75か国以上に2,200台のサーバー。地域限定サイト・プラットフォームにアクセス可能
- 年間プランは30日間返金保証付き
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Hulu、Disney+、HBO Maxなど
- チャットとメールサポートは日本語OK。自動翻訳により、あらゆる言語でやり取りできます
IPVanishは1つのサブスクリプションで無制限のデバイスを保護できます。大家族やデバイス数が多いユーザーにぴったりですね。検証では、Windows PC、MacBook、iPhone2台、Androidタブレットを同時に接続しました。すべてのデバイスでブラウジング中も、接続が不安定になったり、速度が低下したりするなどのトラブルは発生しませんでした。
IPVanishは最高の暗号化標準でデータを守ります。プロトコルはOpenVPN、IKEv2、WireGuard、L2TP、IPSec、PPTPから選ぶことができ、どれを選ぶかによって暗号化の種類が左右されます。プロトコルはそれぞれ長所と短所がありますが、一般的にOpenVPNとWireGuardは安全で高速なのでほとんどの場面におすすめです。
キルスイッチやDNS・IPアドレスの漏洩対策、スプリットトンネル機能もありますが、スプリットトンネル機能はAndroidアプリでしか使えません。ネット検閲を回避したい場合、スクランブル機能を使って通信を難読化すれば、VPNを使っていることを隠せます。残念ながら、マルウェア対策や広告ブロッカー、マルチホップ機能はありません。
最適な都市とサーバーを自動的に選択
IPVanishは複雑なVPNではなく、カスタマイズ可能な設定は限られています。裏を返せばとても使いやすいということです。特に「最適なサーバー」機能が役立ちました。都市を選ぶだけで、IPVanishが最適なサーバーを探してくれるのです。どの都市でも良い場合は、「最適な都市」を使って最速のサーバーを探せます。
IPVanishは世界各国に2,200台のサーバーがあります。そのうち7台に対してスピードテストを行ったところ、感心できる結果となりました。一番遅くても10Mb/秒で、HD画質でバッファせずに動画を見るのに十分な速度でした。
検証したサーバーはすべて、動画配信サービスの地域制限を回避でき、カナダ版NetflixやDisney+などを見られました。IPVanishなら、人気ストリーミングサービスの地域制限をスムーズに回避できます。
サーバーを外部委託していない
この記事に掲載されている他社サービスとは違い、IPVanishはネットワーク上の全サーバーを自社で所有・管理しています。VPNサーバーを扱えるのはIPVanishの職員だけなので、部外者が物理サーバーに不正アクセスしてデータを盗聴する心配はありません。
IPVanishは比較的シンプルなので、トラブルに遭遇する可能性は低いですが、質問がある場合はライブチャットやメール、電話でカスタマーサポートに問い合わせられます。ライブチャットは24時間年中無休で、最初はボットとやり取りしなければなりませんが、とても役立ちました。
高速で安全性が高いだけでなく、コストも大満足です($2.99/月~)。30日間返金保証もありますから、安心してIPVanishに加入できます。
7. PrivateVPN:サーバーネットワークは小規模ですが、大満足のVPN
- 63か国に200台以上のサーバー
- 同時に10台まで接続可能
- 30日間返金保証
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Sky Go、Sling TV、Fox Go
PrivateVPNのサーバーネットワークは比較的小規模ですが、63か国にサーバーがありますから、世界各国のコンテンツにアクセスするのに役立ちます。
ストリーミングに適した通信速度
チームと協力して、アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリアのサーバーを検証し、PrivateVPNで人気動画配信サービスのブロックを解除できるか調べました。アメリカ版Netflix、Sling TV、BBC iPlayerを試したところ、すべてアクセスできました。
スピードテストを行ったところ、PrivateVPNの近距離サーバーは高速でした。遠くのサーバーに接続すると遅くなってしまいましたが、それでもスムーズにブラウジングしたり、HD画質で動画を見たりするのに十分なスピードでした。アプリも直感的なデザインで、使いやすいと感じました。
プライバシーポリシーが厳しく、追加機能も
PrivateVPNはスウェーデンの企業で、プライバシー保護とセキュリティ対策に真剣に取り組んでいることは明らかです。本社は14アイズ同盟の加盟国にありますが、厳格なノーログポリシーを守っています。ユーザーデータをもともと記録していないため、データ開示請求に応じることはできません。AES 256ビット暗号化を採用しており、5つのセキュリティプロトコルから選べるなど、セキュリティ機能も優れています。
プライバシー保護を強化するため、PrivateVPNはキルスイッチとIPv6・DNS漏洩防止機能があります。さらに、VPNブロックやDPI(ディープパケットインスペクション)ファイアウォールを回避するためのステルスVPNモードもあります。中国の調査スタッフが試したところ、ステルスモードはきちんと動作することが分かりました。
格安の短期・長期プランが欲しい場合はPrivateVPNを検討すると良いでしょう(長期プランはわずか$2/月です)。30返金保証もありますから、じっくり試してから、ニーズに合ったVPNなのか判断できます。
8. Proton VPN:機能は基本的ですが、信頼性が高く、安全
- 69か国に3,025台以上のサーバー
- 同時に10台まで接続可能
- 30日間返金保証
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、HBO Max、BBC iPlayer
Proton VPNはベーシックなサービスですが、69か国に3,025台以上のサーバーがあります。NetflixやHulu、Amazonプライムビデオなど、一部の動画配信サービスの地域制限を回避できます。ただし、Disney+とESPNのブロックは解除できませんでした。
強力なプライバシー・セキュリティ対策
Proton VPNはOpenVPNプロトコルとAES 256ビット暗号化を採用しています。本社はスイスにあり、厳格なノーログポリシーを守っているので個人情報やネットの利用状況などは一切保持されません。万が一、データが記録されたとしても、スイスはデータ保護法が整っていますから、政府はデータ開示を要求できません。
Proton VPNでユニークなことの1つは、「セキュア・コアサーバー」です。セキュア・コアサーバーとは、個人情報保護法が厳しいアイスランド、スイス、スウェーデンの安全な場所に保管されている、非常に安全なサーバーのことです。詳しくはProton VPNのレビューをご覧ください。
Proton VPNなら、セキュア・コアサーバーに通信を転送してから別のVPNサーバーに転送できます。マルチホップ機能とほぼ同じですが、セキュア・コアサーバーは物理的にセキュリティが強化されているため、通信をしっかり守れます。ただし、通信速度は大幅に低下します。
機能は便利、制限付き無料プランも
Plusプランでは、同時に10台のデバイスを接続できます。ほとんどの場合、これで十分でしょう。Proton VPNは、接続プロフィールを設定できるので、VPN接続を自由にパーソナライズできます。例えば、ファイルをダウンロードしたいときのために、P2Pに最適化された多数のサーバーから選び、プロトコルを指定して、「トレント用接続」として保存できるわけです。ユニークな機能だと言えます。
Proton VPNは無料版があり、データ通信量は無制限で、広告は表示されません。ただし、無料プランはトレントに対応しておらず、地域制限がかかったサイトにはほとんどアクセスできません(速度も素晴らしいとは言えません)。有料プランの方が良いでしょう。
Plusプランでは、Proton VPNの全機能が使えます。セキュア・コアサーバーはもちろん、Torにも対応していて、最大10Gbpsのネットワークにアクセスできます。VPNだけを使いたい場合、$4.99/月~の長期プランを選ぶとお得です。また、追加料金がかかりますが、Proton社のほかのサービスとセットで利用することもできます(暗号化されたメール、カレンダー、クラウドサービスなど)。
まとめると、Proton VPNは信頼性の高いVPNサービスで、高度な暗号化で通信を守り、複数の動画配信サービスのブロックを解除できます。30日間返金保証がありますから、リスクなしで体験できます。
9. Hotspot Shield:スピードを妥協せず、しっかりセキュリティ対策
- 80か国以上に1,800台以上のサーバー
- 同時に5台まで接続可能
- 45日間返金保証
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Amazonプライムビデオ、Disney+、Vudu、Sky Go、ほか多数
- 日本語のメール・チャットサポート:翻訳ツールが内蔵されているので、あらゆる言語でやり取りできます
Hotspot Shieldの独自プロトコル「カタパルト・ヒドラ」を使えば、超高速です。OpenVPNのように、カタパルト・ヒドラもAES 256ビット暗号化を採用していますが、OpenVPNよりかなり高速でした。VPN接続前のベース値は57Mb/秒だったのですが、カタパルト・ヒドラで近距離サーバーに接続したところ、54Mb/秒でした。速度はわずかに低下しましたが、感じられるほどではありませんでした。
長距離サーバーも、驚異的な速さです。日本、アメリカ、オーストラリア、ドイツの4か国のサーバーに対してスピードテストを行ったところ、平均ダウンロード速度は49Mb/秒でした。現在地から数千キロも離れたサーバーばかりでしたが、UHD画質で動画を見るのに十分なスピードだったのです。
Hotspot Shieldは強固なセキュリティ機能で個人情報を守ります。DNS・IPアドレスの漏洩対策やキルスイッチなどにより、個人情報は常に隠されます。なお、キルスイッチはアプリのセキュリティ設定から手動で有効にしなければなりませんが、作業は簡単です。マルウェア・フィッシング対策機能も内蔵されています。
Hotspot Shieldはパーフェクトフォワードシークレシー機能もあります。現在のセッションキーを知られたとしても、過去や現在のデータが解読されるのを防止できるわけです。
すべての主要な動画配信サービスのブロックを解除(Huluを除く)
Hotspot Shieldなら、ほぼすべての主要な動画配信サービスが利用できますから、ストリーミング向けVPNとしてイチオシです。80か国に1,800台を超えるサーバーがあり、世界各国のコンテンツにアクセスできます。検証では、アメリカ版、イギリス版、日本版Netflixにアクセスできました。Disney+やAmazonプライムビデオも利用できました。唯一、Huluの地域制限は解除できませんでした。
Hotspot Shieldをルーターに設定すれば、スマートテレビやゲーム機でも使えます。公式サイトに掲載されているルーターの設定方法は分かりやすく、ほんの数分でASUS製ルーターに設定できました。Apple TVでVPNが使えるようになり、大画面でDisney+の映画「マンダロリアン」を楽しめました。
Hotspot Shieldは全サーバーがP2Pに対応しているため、トレントにおすすめです。検証したところ、高速でダウンロードできることが分かりました。一部のP2P用サーバーしか使えないわけではありませんから、回線混雑などのトラブルには遭遇しませんでした。
Hotspot Shieldの唯一のデメリットは、プライバシー方針が少しあいまいであることです。しかし、詳しく調べたところ、個人を特定できる情報は一切記録されないことが分かりました。詐欺防止のため、IPアドレスは一時的に記録されますが、直ちに暗号化され、VPNセッションが終了すると消去されます。
長期プランはとても手頃
長期プランに加入すれば、わずか$2.99/月でHotspot Shieldをゲットできます。1か月プランと1年プランもあり、機能は共通ですが、月額料金がかなり高くなるため、3年プランが一番お得です。無料版もあるものの、アメリカ1都市のサーバーしか使えず、データ通信量も毎日500MBに制限されています。
リスクなしでHotspot Shieldを体験したい場合、45日間返金保証を使うのがおすすめです。この記事で紹介したほかのVPNより保証期間が長いですね。
【比較表】日本でおすすめのVPNサービス
VPNの必要性
今の時代、「インターネットは安全なのが当たり前」と考えるべきではありません。インターネットを利用する度に、個人情報が脅かされる可能性があるため、油断すると悪質なサイバー犯罪者や欲張りな企業の獲物になってしまいます。また、プロバイダや政府組織の都合により、速度制限や特定のサイトの検閲などに振り回されることもあります。
もちろん、インターネットを使わないわけにはいきませんから、VPNを使って上記のようなリスクを軽減する必要があります。VPNを使うとネット上で安全を強化し、プライバシーを守れるだけでなく、海外のドラマや映画を見たり、P2Pネットワークを介してファイルを共有したりできるようになります。
VPNが必要な主な理由を解説します。
- データを暗号化することで、ネット犯罪を避けられる。VPNは暗号化を用いて通信を読み取れなくしますから、部外者による盗聴と悪用を防げます。一流VPNはAES 256ビット暗号化を採用していることがほとんどです。この暗号化標準は政府や金融機関、軍隊なども使っており、安全性が高いことが知られています。VPNプロトコルも定期的に監査されているので信用できます。
- IPアドレスを隠し、匿名性を確保できる。VPNサーバーに接続すると、ほかのIPアドレスが割り当てられ、実際のIPアドレスが隠されます。個人を特定されたり、現在地を知られたりできなくなるわけです。ホームネットワークに対するサイバー攻撃から身を守れるほか、地域によって料金が違う製品やサービスをオトクに購入できます。オンラインプライバシーを守るのが最優先なら、プライバシー重視のVPNとTorブラウザを併用するのがおすすめです。
- 世界中のコンテンツにアクセスできるようになる。IPアドレスを隠すメリットはもう1つあります。実際の位置情報を隠して別の位置情報に置き換えられるので、お住まいの地域で利用できない地域限定コンテンツを閲覧できるようになるのです。例えば、Netflixにおすすめの高性能VPNを使えば、日本版Netflixで配信されているコンテンツだけでなく、海外版Netflixのドラマシリーズや映画も見放題になります。また、VPNを使えば、世界中どこにいてもスポーツ大会の生中継を見られるようになります。
- トレントで安全にファイル共有できる。トレント(Torrent・P2P共有)とは、インターネットを介してユーザー間で直接ファイルを共有する仕組みです。残念ながら、違法・非倫理的な目的のためにトレントを悪用するユーザーがいるため、安全でないことがあります。VPNを使えば、セキュリティを脅かすことなくトレントが可能になります。
- 安全にオンラインゲームを楽しめる。何が何でもゲームに勝とうとするプレイヤーは、相手プレイヤーのホームネットワークにDDoS攻撃を仕掛けることがあります。DDoS攻撃の被害に遭うと、インターネットに繋がらなくなってしまいますから、対策が必要です。VPNに接続しておけば、DDoS攻撃はVPNサーバーに対して行われるので、自分のネットワークは影響を受けません。一流VPNのサーバーはPingが低いので、Call of Duty: Warzoneなどの激しいゲームに向いています。
- プロバイダによる帯域制御を避けられる。インターネットプロバイダは、帯域使用量をコントロールするために通信速度を意図的に遅くすることがあります。特に、ストリーミングやトレントなど、データ通信量が多いアクティビティをすると帯域制御の対象になりがちです。VPNはアクティビティを隠しますから、ネット上で何をしているかプロバイダに見られなくなり、速度を制御されなくなります。
ご注意:300社以上のVPNが販売されていますが、その多くは上記の一部しか行えず、できると約束していても実際はそうでないケースもあります。上記すべてを行えるのは一流VPNだけです。
あなたにピッタリのVPNの選び方
当サイトが行った徹底検証の結果をお見せしても、最終的にはご自身でVPNを選ばなければなりません。明らかに優れているVPNはありますが、ニーズや好みをもとに最適なVPNを選びましょう。
ここでは、あなたにピッタリのVPNを選ぶ方法を紹介します。
- 優先事項を見極める。個人情報を守り、アクティビティのプライバシーを守りたいのでしょうか?それとも、地域限定の動画配信サービスにアクセスできるVPNをお探しですか?安全を守ることに力を入れているVPNもあれば、エンタメ中心のVPNもあります。なお、ランキング上位のVPNは、両方を実現しています。
- 目的をはっきりさせる。VPNの使用目的は何でしょうか?どれくらい頻繁に使う予定ですか?接続したいのは1、2台でしょうか?それとも、自宅で使っているすべてのデバイスを接続しますか?旅行中にサイトを閲覧するときだけ使いますか?それとも、常に全デバイスを保護する予定ですか?VPNが欲しい理由と、用途を明確にすれば、ニーズに合ったサービスを見極めることができます。
- 予算を決める。できるだけ安いVPNが欲しいですか?それとも、少しお金をつぎ込むんでも構いませんか?よりお得な長期プランを選びたいと思いますか?予算を決めれば、その価格帯のVPNに絞り込めます。なお、コストが高ければ質が良いとは限りません。一流VPNは割引キャンペーンを行うことが多いのでお見逃しなく。
【検証方法】VPNの評価・比較の仕方
VPN企業は何百社もあり、すべて自社こそが最高と宣伝していますが、あなたにピッタリのVPNを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?個人ですべてのVPNを調べることはできませんから、当社では世界各国に住む調査スタッフが徹底検証を行っています。この記事に限らず、当サイトのレビューやランキングでは、厳しい基準をもとにVPN各社を評価しています。
当サイトでは、大切なことに重点を置いて、さまざまな観点でVPNを分析しています。分野ごとに優秀なサービスと、総合的にコストパフォーマンスの高いサービスを見極めることが目的です。スピードテストを徹底的に行い、地域制限やネット検閲を回避できるか実験し、すべての機能を試し、宣伝通りに使えるか詳しく調べています。また、最新の結果をお伝えできるように、定期的に再検証を行っています。
ここでは、主な調査項目を紹介します。
プライバシー・セキュリティ
一流VPNで最も重要なのは、プライバシーとセキュリティです。大半のVPNサービスはプライバシーと安全を守ると約束していますが、実際に安全とは限りません。
また、セキュリティとプライバシーを混同しているサイトもあり、VPN事業者も区別していないケースがありますが、同じではありません!プライバシーは「あなたのデータに誰がアクセスできるか」に関するものであるのに対して、セキュリティは「暗号化などを用いてデータがきちんと保護されているか」に関するものです。
プライバシーを守るには、監査済みノーログポリシーがあるVPNが必要です。ノーログポリシーがあれば、データを記録、保存、共有されません。VPNを使うと、個人情報とオンラインアクティビティを他人から隠せますが、VPN企業は見ることができます。そのため、当社はデータのプライバシーを守ると約束しているVPNしかおすすめしていません。そうでなければ、データが誤って漏洩したり、売却されたり、警察に提出されたりする可能性があるのです。最初からデータを記録していなければ、このような事態は発生しません。
セキュリティを守るには、強力な暗号化を採用しているVPNが必要です。業界標準は、実質的に解読不可能な「AES 256ビット暗号化」です。一流VPNはすべて、この暗号化を使っていますが、ほかの暗号化にも対応しているVPNもあります。例えば、PIAならAES 128ビット暗号化に切り替えられます。安全性は少し低くなるものの、通信速度の改善に有効です。
複数の暗号化標準を組み合わせたWireGuardプロトコルを採用しているVPNもあり、より安全になれます。検証では、VPNがどの暗号化を採用しているか確認します。
VPNのプライバシーと安全性を左右するのは、ノーログポリシーと暗号化基準だけではありません。ユーザーデータの安全とプライバシーを守るため、多くのVPN企業はほかにもさまざまな機能を提供しています。
例えば、マルチホップ(1台ではなく2台のサーバーにデータを転送させる機能)、RAMベースのサーバー(再起動するたびにすべてのユーザーデータが消去される)、キルスイッチ(VPNとの接続が切れた際にネット通信を自動的に遮断する機能)などが挙げられます。
また、VPNの本社がどの国にあるかもプライバシーに影響します。5、9、14アイズ同盟の管轄外で、プライバシーに配慮した国に本社があれば、良い印です。とは言え、アイズ同盟の加盟国に本社があるVPNでも、しっかりとプライバシー保護できる場合があります。PIAはその好例です。
もちろん、プライバシーやセキュリティに関連する要素はほかにもたくさんありますから、ここでは紹介しきれません。当サイトではVPNを評価する際に上記の基準だけでなく、プライバシーとセキュリティに関する情報や機能にも注目しています。調査結果をすべて検討したうえで、データのプライバシー保護とセキュリティ対策に最適なVPNを決定しています。
通信速度
VPNの利用体験を評価するうえで最重要ポイントの1つは、通信速度です。まず、VPNを使うと、ある程度の速度低下は避けられないことを念頭に置いておきましょう。VPNはデータを暗号化・復号化し、遠隔サーバーに転送しますから、当然です。
VPNの「通信が速い」というのは、「速度低下を最小限に抑えている」という意味です。最速のVPNサービスは、通信速度に与える影響が限りなく小さいのです。高速VPNを使えば、ラグやバッファ(速度低下の症状)なしでブラウジングやファイルのダウンロード、ストリーミングを楽しめます。
なお、VPNを使うと通信速度が改善されるケースもあります。アクティビティをもとにプロバイダが意図的に通信速度を制限している場合です。VPNを使えば、このような制限を避けられます。詳しくはVPNの必要性をご覧ください。
さて、通信速度の検証方法について紹介します。単純作業ですが、かなり手間がかかります。当サイトでは、Ookla Speedtestツールを使い、徹底したスピードテストを行っています。世界中の調査スタッフが各国のサーバーに接続し、帯域幅が限られているなどの困難な状況で各社VPNの速度を測定します。
ストリーミング
VPNを使えば、実際の現在地によらず、世界中のコンテンツにアクセスできるようになるということは前述のとおりですが、これを実現するには、VPNはいくつかの条件を満たさなければなりません。
第一に、世界各国に多数のサーバーが必要です。特定の国にサーバーがなければ、その国の動画配信サービスにはアクセスできません。現地のサーバーに接続することでその国のコンテンツが閲覧できるのですから、VPNを選ぶ際は何か所にサーバーがあるか、どのように分散されているか注視しましょう。
第二に、VPN規制を回避するための技術が必要です。多くの動画配信サービスは、VPNサーバーからの通信を識別し、ブロックしています。「アンブロッカーまたはプロキシをお使いのようです」というエラーメッセージが表示されたことはありませんか?これがVPN規制です。当サイトでは、動画配信サービスにブロックされないよう、各社VPNがVPN規制に対抗できるか調べています。
動画の視聴に適したVPNもありますが、一部のストリーミングサービスにしかアクセスできないVPNや、ブロックをまったく解除できないVPNもあります。動画配信サービス別におすすめのVPNを紹介しています。Netflix、Hulu、BBC iPlayer、DAZNにおすすめのVPNをご覧ください。
ご注意:動画を快適に見られるかというのは、通信速度にも左右されます(通信が遅いと、途中で再生が切れてしまうからです)。当サイトでは、「動画配信サービスにアクセスできるか」と「高画質でストリーミングするのに十分な速度か」という2つの項目に分けて評価しています。
トレント(Torrent)
VPNはトレントにも有効で、P2P共有が禁止されている国では重宝するはずです。もちろん現地の法律とルールに従うべきですが、すべてのルールを守ったとしても、対策せずにTorrentでファイル共有すると著作権トロールやハッカーなどのターゲットになる可能性があります。
P2P接続だけでは安全ではありませんが、実際のIPアドレスを隠し、通信を暗号化するVPNサービスを使えば対策を強化できます。VPNの検証では、Torrentに役立つ機能の有無と性能を評価しています(P2P専用モード、SOCKS5プロキシ、トレントアプリと設定しやすいかなど)。これにより、トレントにおすすめのVPNサービスとそうでないものを見極められるのです。
使いやすさ
「VPNを使うのは大変そう」と思うかもしれません。確かに、舞台裏ではかなり複雑なことが行われていますが、優れたVPNは誰でも使えるように設計されていますから、専門知識がなくても安心です。
VPNの検証では、使いやすさも評価します。導入からサーバーの選択、設定の変更などの難易度を調べるのです。各アプリのインターフェースとデザインも評価します(直感的であるほど高評価になります)。これにより、初心者に最適なVPNを見極められます。
対応機器も大切です。例えば、WindowsでもiOSと同じくらい直感的に操作できるべきですね。VPN非対応機器にも簡単に設定できる組みになっているVPNには、追加点を与えます(ExpressVPNのMediaStreamerなど)。
では、上級ユーザーはどうでしょうか?シンプルさよりも、設定や高度なセキュリティ設定を重視する場合、使いやすさを検討する必要はあまりないと思うかもしれません。しかし、使いやすいVPNは、基本操作(サーバー接続、サーバー地点の検索など)だけでなく、高度な機能や詳細設定も簡単に使えるようになっています。これらの条件を満たしたVPNは、使いやすさが高く評価されます。
カスタマーサポート
カスタマーサポートはVPNの重要な評価項目ですが、見落とされがちです。質問やトラブルに遭遇しないのがベストですが、問題は発生するものですね。そのような場面に備えて、サポート体制が優れたVPNを選びましょう。
まず、サポート窓口に注目します。24時間年中無休のライブチャットで問い合わせられるVPNが理想です。チャットなら簡単に質問でき、迅速に対応してもらえます。ほかにも、メールサポート(チケットシステム)と電話サポートなどがあり、電話は営業時間中のみ利用できることが一般的です。
これらのサポート窓口に実際に問い合わせ、どれくらい役立つか検証します。ライブチャット、メール、電話で質問を投げかけ、対応にかかる時間と回答の質を評価します。おすすめのVPNは、サポートが素早く丁寧に対応してくれます。知識が豊富なサポート担当者とやり取りし、ほんの数分で疑問を解決できるのが理想です。
検閲
まず、地域制限と検閲の違いを押さえておきましょう。地域制限とは、特定のサイトやプラットフォームが行う制限のことで、検閲とは、国民のオンラインアクティビティをコントロールするために政府が広く行う制限のことです。ネット検閲が最も厳しい国では、VPNの使用が禁止されていることもあり、これはインターネットの自由に対する深刻な脅威です。しかし、このような規制を回避するための高度な技術があるVPNも存在します。
ネット検閲の検証では、通信を難読化する設定や機能を評価します。通信を難読化することで、VPNを使っていることを他人から隠せるため、プロバイダや政府などにも知られません。この技術により、中国やイラン、アラブ首長国連邦など、ネット検閲が厳しい国でも気付かれません。
ご注意!当サイトは違法行為を容認しません。危険にさらされないよう、現地の法律をきちんと確認することをおすすめします。国によってはVPNを使うとトラブルに巻き込まれる可能性がありますから、ご自身の判断でお願いします。
料金
最後になりましたが、料金についてみてみましょう。当サイトでおすすめしているVPNの大半は有料サービスですから、サブスクリプションに加入する必要があります。必ずと言ってよいほど、有料VPNは無料サービスより高速かつ安全で、信頼性が高いのです。
とは言え、有料VPNに加入するのは金銭的に大きな負担です。そのため、当サイトではコストパフォーマンスの高さを評価し、料金に見合った価値のあるサービスを紹介しています。例えば、割高なVPNである場合、多機能で高性能か判断します。安くても、必要な機能が使えなければ意味はありません。
コストパフォーマンスのほかにも、各社VPNの割引キャンペーンも把握しています。大半の有料サービスはいつも割引やクーポンを提供しています。
最後に、VPN企業の返金保証を確認し、加入後に満足できない場合は払い戻しを受けられることをチェックします。大半の一流VPNは30日間返金保証がありますが、プロバイダとプランによって異なります。
どうしても有料VPNに加入したくない場合、おすすめの無料VPNランキングをご覧ください。重要な機能があり、プライバシーをきちんと守れるサービスを紹介しています。
おすすめのVPNサービスについてよくある質問
日本でおすすめのVPNは?
徹底検証の結果、ブラウジングやストリーミング、トレントなど、多目的VPNとして一番おすすめなのはExpressVPNであることが分かりました。通信は最速で、セキュリティ対策・プライバシー保護の信頼性も最高です。全体的な利用体験も素晴らしいでしょう。
日本で最速のVPNは?
スピードテストでExpressVPNは常に上位に位置しています。アップロード速度とダウンロード速度が最速で、ラグとPing値も一番低いことが分かりました。つまり、バッファせず最高画質で動画を見られるほか、超高速でTorrentをダウンロードしたり、速度低下なしでオンラインゲームをプレイしたりできます。
VPNは合法ですか?
ほとんどの国でVPNの使用は合法です。VPNはプライバシー保護やセキュリティ対策、インターネットの自由を促進する、正当なツールなのです。主な機能(データの暗号化、制限の回避、プライバシーの確保)は、ほとんどの法律制度で100%認められています。
ただし、VPNが禁止されている国や法的にグレーゾーンの国もあります(中国、イラク、イラン、ロシア、ベラルーシ、トルコ、オマーン、アラブ首長国連邦など)。ネット検閲が行われている国にお住まいの方は、VPNに関する現地の法律を確認してください。
違法行為のためにVPNを使うユーザーがいますが、当サイトはこのことをいかなる場合も容認しません。VPNを使わずに違法なことは、VPNを使っても違法です。違法行為は絶対にしないでください。
VPNは安全ですか?
VPNはネット上で身を守るために設計されたツールですから、安全です。ただし、ネット上で違法行為をしないのはご自身の責任です。
次のようなケースでは、注意が必要です。
- 政府が一部のVPNだけを許可している国で、非公認VPNを使うこと。
- ログを記録するVPNやキルスイッチのないVPNを使って著作権物をダウンロードすること。
安全ではない無料VPNもあるので注意しましょう。ユーザーデータがサードパーティに売却されたり、マルウェアに感染したりする恐れがあります。厳しいセキュリティ対策を行い、プライバシーポリシーが信頼できる高品質VPNを選ぶのがとても大切です。
VPNは使いにくいのでは?
一流VPNはとても使いやすいのでご安心ください。ほとんどの場合、デバイスにアプリをダウンロードし、インストールしたら、起動して接続ボタンをクリックするだけでOKです。ここでおすすめしたVPNサービスはインターフェースが分かりやすいため、初心者もすぐに使いこなせます。
クイック接続ボタンがあることも多いので、ワンクリックで近距離サーバーに接続できます。特定の地域でしか閲覧できないコンテンツにアクセスしたい場合、サーバー一覧でその国を選びましょう。
【アドバイス】初めてVPNを使う場合、VPNの初心者ガイドをご覧ください。VPNの機能、用途、メリットなどを分かりやすく解説しています。
VPNを使うと通信が遅くなりませんか?
VPNを使うと、ある程度の速度低下は避けられません。VPNはデータを暗号化・復号化し、遠隔サーバーに転送しますが、この処理に時間がかかるため、VPNに接続すると通常より通信が遅くなるのは仕方がないことなのです。
とは言え、一流VPNなら、速度低下を最小限に抑えられます。最速のVPNを使えば、普段と違いは感じられないはずです。バッファやラグ、ページの読み込みに時間がかかるなどのトラブルに悩まされることはありません。
VPN企業はオンラインアクティビティを追跡できますか?
厳密に言えば、VPNにオンラインアクティビティを追跡されることは可能ですが、一流VPNはそのようなことをしません。VPNを使えば、プロバイダやハッカー、広告事業者、政府などのサードパーティからデータと個人情報を守れますが、VPN企業はすべての情報にアクセスできます。VPNがノーログポリシーで「ユーザーデータを絶対に記録・保持しない」と約束しているのはそのためです。
また、RAMベースのサーバーなどの技術を用いて、データが悪人の手に渡るリスクを最小限に抑えているVPNもあります。RAMベースのサーバーは、再起動されるたびにすべての情報が自動的に消去されます。
VPNの料金の目安は?
料金はVPNプロバイダによって異なりますが、この記事で紹介したVPNサービスはすべて手頃です。月額2ドル以下(300円程度)のVPNもあります。一般的に、短期プランより長期プランの方がお得です。契約が長ければ長いほど、月額料金が安くなります。
また、トップクラスのVPNは返金保証がありますから、加入してから気が変わっても、一定期間(一般的に30日)以内に問い合わせれば、払い戻しを受けられます。料金は変わりませんが、安心して体験できます。
ご加入の際はこちらのクーポンページをご覧ください。一流VPNの限定割引をご利用いただけます。
無料VPNはありますか?
無料VPNはありますが、使用は避けることをおすすめします。もちろん、タダで使えるのは魅了的です。しかし、後になって後悔する可能性があります。通信があまりにも遅かったり、マルウェア感染やなりすましの被害に遭う恐れがあるからです。
とは言え、すべての無料VPNが悪質というわけではありません。当サイトでは多数の無料サービスも検証し、信頼できる無料VPNを紹介しています。無料VPNには必ず何らかのデメリットがありますが(データ通信量が制限されている、一部の機能しか使えないなど)、どうしても必要な場合は安心してご利用ください。
VPNの代わりにTorやプロキシは使えますか?
Tor、プロキシ、VPNは全く異なるソフトウェアですが、共通の用途もあります。詳しく見ていきましょう。
Tor(トーア。ザ・オニオン・ルーターの略称)は、ボランティアが運営するネットワークを活用し、通信は複数のサーバー(ノード)に転送します。個人を特定したりデータを追跡したりするのが困難になりますが、通信が極端に遅くなるのがデメリットです。Torはかなり複雑な話題なので、安全な使い方などについて詳しくはTorの完全ガイドをご覧ください。
VPNと比べ、トーアにはデメリットがあります。無料で使えますが、暗号化が弱く、通信が遅いのです。TorとVPNを併用すると、両方の恩恵を受けられます。高品質VPNでTorの弱みを補うことができ、同時にTorでプライバシー保護を強化できます。
なお、すべてのVPNがTorに対応しているわけではありません。TorとVPNを併用するにはExpressVPNなどのVPNが必要です。
プロキシサービスにはVPNと比べてメリットが1つあります。プロキシはVPNより高速で、IPアドレスも隠せるのです。しかし、ほかのセキュリティ機能はなく、データは暗号化されません。インターフェースさえありません。つまり、プロキシはあまり安全ではなく、使いにくいのです。「スピードを優先したい、セキュリティは気にならない」という場合はプロキシを使うと良いでしょう。
プロキシは何百個もありますから、適切なものを選ぶことがとても重要です。さらに、手頃な高速VPNに加入すれば、スピードだけでなく、追加のセキュリティ対策とプライバシー保護を受けられます。
スマホでVPNを使うべき理由は?
スマホだけでなく、インターネットに接続できるすべてのデバイスでVPNを使うのが理想です。そうしなければ、インターネットに接続するたびにハッキングや監視、追跡の危険にさらされてしまいます。
多くのVPNは幅広いデバイスに対応しており、専用アプリも用意されていますから、スマホ用アプリもあるはずです。詳しくはAndroidにおすすめのVPNとiOSにおすすめのVPNをご覧ください。
ネット銀行を利用する際もVPNは使えますか?
はい。ただし、場合によります。海外旅行中に日本の銀行口座にアクセスしたい場合、VPNを使って日本のサーバーに接続しなければなりません。外国のIPアドレスでネット銀行にアクセスしようとすると、不正アクセスと思われる場合があるからです。VPNで日本のIPアドレスを取得すれば、ネット銀行にログインしようとしても不正アクセスと識別されません。
また、国内で海外のサイトを閲覧するためにVPNを使っているかもしれませんね。VPNに接続したまま日本のネット銀行にアクセスしたい場合、スプリットトンネル機能があるVPNが必要です。スプリットトンネル機能を使えば、銀行への通信はローカルネットワークを使うことができ、それと同時にほかの通信はVPNで保護されます。